




Blessing~心にくす玉(アンダラクリスタル研磨、ガーデンクォーツ仕上げ磨き:Shoko)
¥22,800 税込
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透明度の高いミャンマー産のガーデンクォーツとインドネシア産アンダラクリスタル(ルミエール)。
ふとテーブルに目を落すと、このふたつが偶然となり合っていてそれを見た瞬間、あることを思い出しました。
十年以上前、子供たちがまだ幼かったころ。
第一回目の本格的な人生のお試し期間だったと思います。
まあ、大変でした。主に人間関係で。
当時わたしが住んでいたところは袋小路のようになった住宅街で、年配の方たちの家が立ち並ぶ中にぽこん、と当時30代だったわたしたちが越してきたような状態でした。最初はお子さんたち可愛いわね、とわざわざ言いに来てくれたり、ご飯を多く作り過ぎたから、と言って凝った料理を豪華な皿に乗せて持って来てくれたりと、どちらかと言うと、久しぶりに越してきた若い人たちがめずらしく、気に入られたくて我も我もと競って良い人アピールをしているようでしたが、それにはすぐに飽きたようで、その後は嫌がらせのターゲットにされるようになりました。数人のおばあ様方がわたしを見かけると蜘蛛の巣をちらすように自宅に逃げ帰り、がチャン!と鍵をかけるという遊びが流行っているようでした。
いやいや、カギを掛けなくてもお宅にはお邪魔したくないから。
それに加えて、お姑さんがすごかった!あまり話すと悪口になってしまうので控えますが、それに関してはわたしの信念を貫き、今はとっても仲良くなっています(詳しくは出版予定の本に)。けど、当時はもう笑うことさえできなくなるほど疲弊していました。
それに加えて、etc……皆さんが聞きたい楽しい話でもないので割愛させていただきます。
そんなとき、わたし、姉に電話をかけて泣きながらこう言ったんです。
「ねえ、わたしのこと神さまに祈って! Shokoを助けてやってください、味方をしてやってくださいって!」
姉はわたし以上に救いが必要な人で、若い頃にキリスト教に改宗していました。とても信心深い人で心から神を信じていたので、だったらわたしのことも祈ってと。
「わかった、わかった。祈っとくから」
姉はそう言ってくれました。
その翌日、買い物を終えたわたしは、また悪魔のババアの巣窟みたいなところに位置する自宅に帰るのが気が重く、ひとりスタバでため息をついてコーヒーをすすっていました。
すると突然、わたしの頭上でくす玉が割れたような感覚がありました。
キラキラした光がわたしの真上から降り注ぎ、美しいリボンみたいなものもひらひらとわたしの上に降りてきました。
あっ、これは神さまの祝福だ!
祝福、ってこういうことなんだ……
そう思いました。何秒くらいだったでしょうか。ゆっくりと味わうことのできる最短の時間それは続きました。
スタバから出るとわたしは急いで姉に電話をしました。
「ねーちゃん、祈ってくれたんやね! 今ね、神さまがわたしのこと祝福してくれたよ!」
すると姉は
「うっそぉー⁈ すごいー!凄すぎる!わたしね、あんたのこと神に祈ったんよ。あの子を助けてやってください、そして神の存在をShokoに分からせてやってくださいって!」
救いの必要なふたりの姉妹は「神さまはおるぞー!」とキャーキャー大はしゃぎしました。
このふたつの石(ひとつは天然ガラスね)を見たとき、水晶の中に舞い散る白いふわふわと明るく温めるように輝くイエローがあのときの、祝福としてよみがえってきたのです。
これはぜひ、あのときのわたしのように心が冷え切り縮こまり動かなくなっている人に届けたい。白いふわふわが浮遊するかわいいガーデンクォーツと、明るいハチミツ色のアンダラで、心を照らし、温め、また動き出せるように。周りがみんな敵のようでも、理解者が一人もいなくても、信念を貫けるように。そしていつかあの孤独の中で必死に耐えたからこそ納得できる今がある、と言えるように。
紐:長さ約70センチ以上
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