この子を見るたびに、ローズクォーツ扱いしてしまうのですが、ブラジル産のピンクアメジストです。あまり多く流通していないので、石屋さんに入荷してもすぐ売り切れてしまって、なかなか自分好みのものを手に入れるのが難しい商品のひとつです。
これはアメジスト、と何度自分に言い聞かせても、ローズクォーツっぽく感じてしまうのはこのピンク色のせいでしょうか。
まん中のところがドゥルージーになっていて、透明感があります。
その模様がまるでmarimekkoの花柄のように見えるのはわたしだけかな(笑)。
この子は地層というよりはひたすらピンクアメジストのカタマリといった感じ。やわらかで美しくて、やはりピンクの濃い透明感のあるドゥルージー部分に視線が引き寄せられます。
やさしくなれないとき、透明の部分や、ピンクのグラデーション、白やピンクのふわふわとした模様を目で追っているうちに、心がほぐれていつの間にかおだやかになっている、石にはそんな効果がありますが、この子はその特徴を強く持っているように思います。
重量:約89g 高さ:約67㎜