海を内包する深海クラゲ〜ロシア産マスターウラルレムリアン(Shoko研磨)
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完成したこの子を見たとき、この水晶の持つ透明感とうねりに圧倒されました。
なんか、めちゃくちゃ綺麗なものができた……
研磨したところと原石のままのところのコントラストが思った以上に引き立て合っていて。
今回は満を持してウラルレムリアンでたまを作るつもりだったのですが、この子が自分で気に入っているところを研磨しようとすると火花を散らして「そこは削らないで!」と主張するので、この子の火花のガイドに従って制作しました。
火花の出るタイミングから、この子は結晶が盛り上がったところを自分でとても気に入っているようだったので出来るだけそこを残して研磨しています。
そうやって出来たこの子は研磨をほどこされた滑らかな石肌の合間に荒々しい原石感を残した唯一無二の美しいアートのような姿をしていました。
裏側は全面原石のままです。上から見ると底の荒々しい様子が分厚い水晶に映って迫力のあるうねりになっています。
実はこの子、研磨中に機械に挟まっちゃったんです。わたしの凡ミスなのですが、もしかしてこの子、研磨されたくなくて抵抗しているのかな……と心配になり、石読み師のサカモトさんにサポートをお願いしました。
サカモトさんによると……
この子は別に研磨に抵抗したわけではなく、ちょっと体をよじったら、機械に挟まれて動けなくなり、自分のおっちょこちょいが照れ臭くもあり、半分面白くなっちゃったりという状況との事。「とにかく僕をこのよくわからない機械から救い出しておくれよ」と言っています、と教えてくれました。
かわいい。人間味溢れる子。
研磨の合間にも、結晶の盛り上がったところをさすさすしながら「ここ、良いよねー。私も好きだよ、ここ」ってさすさすしながら作業を進めました。虹もこの子のお気に入り!クラックが割れてしまわないように大切に磨きました。ウラルレムリアンの虹ってやっぱり特別ですね。キメが細かくて鮮やか。綺麗!好き!足元に虹ってのもなんか良い。
大きな水晶を研磨するのってすごくエネルギーや集中力を消耗するのですが、この虹に元気をもらいながらなんとか最後まで頑張りました!
波打った表皮の内側には海がうねっているような深遠な奥深さを感じます。深海のクラゲのようでもあり、クラゲのなかで波がうねっているようでもあり。
結晶全体は薄〜いスモーキーでときに少し赤み(鉄分)を感じます。シャンパンカラーのように見えたりクリアに見えたり、スモーキー具合は光によってかなり変化するので言い切れないところがあります。
複雑な心を持っているけどその心はとても広く、研磨もShokoの意図を受け入れてかなり協力してくれていたと思います。
Shokoはウラルさんの意図を理解しながら、ウラルさんはShokoの意図を理解しながら生まれた作品です。人間同士でも理解し合って相手を尊重しながら協力し合うのってなかなか出来ないのに、この子とは出来るんだ、と驚きました。
マスターウラルレムリアンってすごい石だと言われているけど、具体的にも理解力、心の広さ、それに侵食されない自分軸といった高度な精神性を備えていると感じます。
重量:約405.5g
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レビュー
(410)
